蕎麦を好んで食べる犬はたくさんいます。蕎麦はビタミン・ミネラル類が豊富で低カロリー。犬が好む肉や野菜と組み合わせて与えるのがおすすめです。
蕎麦はビタミン類が豊富
ビタミンB1や、ビタミン様物質(ビタミンと似た働きをする物質)であるルチンが豊富です。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える際、欠かせない物質です。
生麺・乾麺で栄養素が異なる
生麺を茹でた際にできる「そば湯」にはビタミン様物質ルチンが豊富に溶け込んでいます。犬に生蕎麦を茹でてあげた際には、冷ましたそば湯もセットで飲ませてあげるのがおすすめです。
そばの栄養素を生かすのであれば、生麺でも特にそば粉比率の高いものがおすすめです。そば粉比率が低く、小麦粉の比率が高いものは、そば粉特有の栄養素の摂取は期待できません。
乾麺は便利ですが、乾麺を茹でた汁にはルチンはほとんど含まれません。目的に応じて使い分けるのがおすすめです。
ルチン
ポリフェノールの一種。ポリフェノールは植物の含まれる色素やあく、渋み、苦味の成分です。抗酸化作用を持つことで注目されています。
ルチンも抗酸化作用を持ち、ビタミンCの働きを助けます。
蕎麦の楽しみ方
犬に蕎麦を与える場合は、肉や野菜と合わせてバランスをとります。
鶏肉を茹でた出汁をそばに加え、鶏肉や小松菜などの青み野菜を乗せれば犬も美味しく食べられます。
年越しそばなど季節のメニューも是非犬と一緒に楽しんでみてください。