セレン | 犬の手作りごはん栄養学

セレンは体内に含まれる量はわずかですが、抗酸化作用があり老化防止作用が期待されるミネラルです。

日本の土壌はセレンが豊富

セレンは日本の土壌に多く含まれます。日本の土壌で育てられた作物に豊富に含まれ、魚介類にも豊富です。

そのため、身近で取れた作物や魚を食べていれば犬も十分な量を摂取できます。

過酸化脂質の分解を助ける

私たちの体の細胞膜には不飽和脂肪酸が多く含まれます。不飽和脂肪酸は酸化しやすい性質があります。

細胞膜の酸化により「過酸化脂質」が生まれると細胞が老化しやすくなると言われています。

この過酸化脂質を分解する酵素の成分としてセレンは重要な役割を担っています。

単独でも強い抗酸化作用を発揮するが、ビタミンC、ビタミンEと共に摂取するとさらに強い抗酸化作用が期待できる。

不足すると

心筋や筋力の低下。

過剰症

セレンは毒性が強いミネラルでもあります。過剰摂取は吐き気、下痢、肌荒れなどの症状となって現れます。サプリメントでの大量摂取には注意が必要です。

多く含まれる食品

魚介類、穀物、野菜類に豊富です。特に玄米、小麦胚芽に多く含まれます。

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