犬の『小正月』 | 小豆ごはんと目玉焼き | 犬の手作りごはん

犬の管理栄養士アドバンス| 諸橋直子です。

お正月明けのこの時期も、1月15日の「小正月」をもって、お正月行事はしめくくりとなります。

代表的なのは「どんど焼き(呼び名は地域によって異なります)」。しめ飾りや松飾りを神社の境内などで燃やします。

この「小正月」に小豆粥をいただく地域があるそうです。そこで今回は、我が家の犬たちに「小豆ごはん」を食べてもらいました。

詳しい様子を動画にまとめましたので、是非ご覧ください。

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1月7日は七草粥の日 | 犬たちの健康を願って「犬の七草」

犬の管理栄養士アドバンス| 諸橋直子です。

1月7日は「七草粥の日」。

2022年、我が家の七草は2種のパプリカを加え、いろどりよく仕上げました。昆布だしの七草粥に鶏肉を添えて、犬たちが美味しくいただきます。

食べる姿は動画に収めましたので、ぜひご覧ください。チャンネル登録もいただけると幸いです。

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犬を長生きさせるには?を考える | 砂肝とチンゲン菜のあんかけごはん

犬の管理栄養士アドバンス| 諸橋直子です。犬の手作りごはん動画を上げましたのでご紹介します。

動画の方でもお知らせしていますが、我が家の16歳黒ラブ・ぐりが12月16日、天寿を全うし旅立っていきました。

亡くなる3日前にも庭から脱走し、飼い主に捕獲され、抱きかかえられて家に戻されるというマイペースっぷりでした。

ぐりは手作りごはんを通して、実によく食べ、沢山の種類の食材を、様々な場所で食べた犬でした。

いなくなってしまったことは寂しく、空いた穴は大きいです。しかし寿命を最後まで使い切り、立派に旅立っていったので生きている人間があまり落ち込みすぎるのもどうか、と思う次第です。

ぐりの良いところ、楽しかったことを思い出すようにし、手作りごはんの良さや楽しさを、今後もメルマガや動画、サイトを通して発信していきたいと思っています。

なので引き続き、このサイトを応援していただけるととても嬉しいです。

そんなわけで今日は、「砂肝」についてお話ししようと思います。

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老犬の手作りごはん | 牛スジとレンコンの煮込み

犬の管理栄養士アドバンスによる「犬の手作りごはん」ガイド。今回も、「薬膳」の知恵を取り入れた「老犬のための手作りごはんメニュー」をご紹介します。

まずは作っている様子から、犬たちが食べるところまで、動画でお見せしています。こちらからぜひ、ご覧ください。

牛スジは、柔らかく煮込むことで、硬いスジがほどよいゼラチン質のプルプルに変わります。そのゼラチン質が溶け出したスープは、夜、室温においておくと、朝には煮こごりになり、固まっています。

このプルプルが、実に美味しそう。

スジは脂肪分は少なめですが、こっくりと濃厚なダシが出るのも特徴です。

【材料】体重25kg大型犬2匹×2回分

  • 牛スジ煮(あらかじめ下処理し、やわらかくしたもの):スープ込みで500g
  • レンコン:270g
  • 生姜スライス:1枚
  • パプリカ:1個
  • ごま油、ごはん:適量

牛スジはまとめて下茹でをし、ストックしておくと便利です。 下茹での方法は、こちらの動画でご紹介しています。

【作り方】

  1. レンコンを厚さcmのいちょう切りにし、ごま油で炒める。
  2. 下茹でしておいた牛スジとスープ、生姜スライスを加えて、圧力鍋で5分加圧する。加圧後は火を止め、自然放置。
  3. 圧が下がったら、細切りにしたパプリカを加えて軽く煮込む。
  4. 犬が食べやすいよう、水溶き片栗粉でとろみをつける。
  5. ごはんにかけて、犬に与える。
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犬の手作りごはんに「薬膳」 | 基本の解説

犬の管理栄養士アドバンスによる「犬の手作りごはん」ガイド。今回は、老犬にもおすすめの「薬膳を取り入れた手作りごはん」基本の解説です。

老犬の手作りごはん | 手羽元でかんたん参鶏湯(サムゲタン)」記事はこちら。

このメニューは「薬膳」の考え方を参考に作ったものです。「薬膳」は中国古典医学(以下、中医学)で

  • 健康維持
  • 病気の治療、予防

に用いられる、特別な食事です(辰巳洋, 中医薬膳学,2015)。

「じゃあ、犬に薬膳って具体的に何をどうしたらいいの?」

今回はそんな「基本」をご紹介しようと思います。

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「老犬の手作りごはん」で気をつけるべきポイントは?

犬の管理栄養士アドバンスによる「犬の手作りごはん」解説記事。今回のテーマは「老犬の食事で気をつけたいこと」です。

犬の手作りごはんはいわゆる「犬のための家庭料理」です。家庭料理の良いところは、犬の年齢や体調によって中身を変えられるところ。

我が家の老犬はまもなく16歳。大型犬のラブラドールで16歳なので、かなりの高齢です。

私自身が、そんな老犬の手作りごはんで意識していることは色々ありますが、なにか一つポイントを!と挙げるとすれば「良質のタンパク質を多めに!」と答えます。

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