大豆に比べて消化の良い「豆腐」。淡白で他の食材との相性も良く、犬におすすめの大豆製品です。
この記事では、豆腐の栄養学的メリットについて解説します。
豆腐の栄養価
豆腐は大豆から絞った豆乳に「にがり」などの凝固剤を入れて固めたものです。
「にがり」は海水からとれる「塩化マグネシウム」を主成分としています。
豆腐は良質のタンパク質を含む
原材料が大豆であるため、豆腐のタンパク質もアミノ酸バランスが良く犬の体で利用がしやすいです。
タンパク質の質、アミノ酸バランスについては「卵」の記事のアミノ酸スコアを参照してください。
カルシウム、ビタミンB1も豊富
ビタミン、ミネラル類も豊富です。
大豆に特徴的な「イソフラボン」
豆腐には大豆製品に豊富な「イソフラボン」が多く含まれます。
イソフラボンはポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは植物に含まれる色素、アク、苦味、渋みの元とのある成分。様々な種類があり、多くが抗酸化作用を持ちます。
機能性成分「サポニン」を含む
豆腐には大豆の特徴的な成分である「大豆サポニン」を含みます。大豆サポニンは抗酸化作用が期待される成分です。
血管の健康を保つ「リノール酸」も豊富
大豆には「リノール酸」が豊富です。豆腐も同じく「リノール酸」を多く含みます。
リノール酸には動脈硬化や高血圧の予防効果が期待されています。
詳しくは「脂肪酸」の記事で解説しているので興味のある方は併せて参考にしてください。
豆腐を与える際の注意点
豆腐は基本、加熱して与えましょう。
また大豆アレルギーがある場合、与えることはできません。
木綿、絹ごし、どちらも犬の手作りごはんに使えます。高野豆腐は水で戻し、加熱して利用しましょう
まとめ
- 豆腐は栄養価の高い食品、タンパク質、機能性成分など
- 淡白な味わいで犬にも消化がしやすい
- 与える際は基本加熱する
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