「心臓病の愛犬の健康を考えて、体に良いと言われている納豆を与えています。ところが先日、友人から『人の場合は心臓病だと納豆を与えてはいけないんだよ?あなたの犬は大丈夫?』と聞かれました。犬の場合も良くないのでしょうか?」
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犬の手作りごはんに「納豆」ってあり!?納豆は犬に超おすすめ食品!【初心者向け】
「え!犬に納豆ですか?」犬に納豆というと大抵の場合びっくりした反応が返ってきます。
でも、犬に納豆を与えている人は結構多く「我が家の犬も大好き!」という声も実際よく届きます。
この記事では
- 犬に納豆を与える栄養学的メリット
- 与える際の注意点
- おすすめの与え方
を解説します。
犬に納豆は与えてOK!むしろおすすめ!
犬に納豆を与えても大丈夫です。ただし、大豆アレルギーがある場合は当然ですが与えてはダメです。
おすすめの理由を以下に解説します。
1:納豆=大豆製品は貴重なタンパク源
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富です。しかも植物性の食品の中では珍しく「アミノ酸バランス」が良い食品でもあります。
2:発酵食品だから消化がしやすい!
大豆をただ茹でて与えた場合、消化はあまりよくありません。お腹を壊すことはありませんが、ほぼ消化されずに便として出てきます。
これだとせっかくの栄養が消化・吸収されず勿体無いですね。
その点「納豆」は「発酵食品」のため、大豆のたんぱく質が犬でも消化しやすいように変化しています。
納豆には様々な種類がありますが、犬には「ひきわり納豆」がおすすめです。あらかじめ砕いてあるので、犬も消化がしやすいです。
犬は基本、丸呑みの生き物です。あらかじめ砕いてある「ひきわり納豆」の方がより効率よく消化できます。
3:エネルギー代謝に関わる「ビタミンB2」が豊富!
エネルギー代謝、細胞の再生に関わる「ビタミンB2」、納豆はゆで大豆の約6倍と豊富に含みます。
「ビタミンB2」は皮膚や粘膜を健康に保つのにも必要です。
4:カルシウムを骨に定着させる「ビタミンK」も多い!
納豆は「ビタミンK」を多く含みます。カルシウムを骨に定着させるのを「ビタミンK」は助けます。
5:アレルギーなどで動物性食品が食べられない犬の「ビタミンB12」供給源
ビタミンB12は造血作用に欠かせない栄養素ですが、動物性食品に含まれるという特徴があります。
そのため、アレルギーなどで動物性食品を口にできない犬は不足しがちです。
この場合、植物性食品の中でも発酵食品である「納豆」がビタミンB12の供給源となります。
与える際の注意点
納豆はどうしてもネバネバします。そのため、犬種によっては口周りの長い毛に納豆がついてしまい、ベタベタする場合があります。
特に毛が長い犬種の場合、納豆を食べた終わった後にネバネバが付置いていないかチェックが必要です。
おすすめの与え方
- 卵と一緒に「納豆卵がけごはん」
- オクラと一緒に「ネバネバごはん」
- ご飯と炒めて「納豆チャーハン」
- ドライ納豆もおすすめ
卵についてはこちらの解説記事も併せてご覧ください→犬の手作りごはんに「卵」ってどうなの?卵はおすすめ完全栄養食品!【初心者向け】
まとめ:納豆は犬にも栄養満点!ひきわりがおすすめ
- 犬に納豆は与えてもOK
- 発酵食品で犬にも消化がしやすい
- ひきわり納豆だとなお良し
- ネバネバが口周りを汚すことがあるので注意
納豆を好きな犬なら豆腐も好きになるかもしれません。豆腐の解説の併せてどうぞ。