精製前の米である玄米にはビタミンB1が豊富です。白米の3倍もの食物繊維を含みます。

精製前の外皮にはビタミンB1と食物繊維が豊富

精白された白米とは異なる味わいや食感が人気の玄米。含まれる栄養素も白米とは異なります。目的や好みに合わせて使い分けるのがおすすめです。

糖質をエネルギーに変えるビタミンB1

玄米の外皮には糖質をエネルギーに変える際に欠かせないビタミンB1が豊富です。

米に含まれるビタミンB1はほとんどが外皮に存在します。精白後の精白米にはわずか5%程度が残るのみです。

便秘予防や解消に。豊富な食物繊維

玄米は白米と比べて3倍もの食物繊維を含みます。便の量を増やし、便秘解消や予防に役立ちます。

一方でこの外皮は消化が良くないという側面を持ちます。犬に与える際は白米と一緒に混ぜて炊くか、やわらかいお粥にするのがおすすめです。

生活習慣病の予防効果が期待される、不飽和脂肪酸を多く含む

玄米にはリノール酸オレイン酸とい言った不飽和脂肪酸も多く含まれます。

リノール酸は動脈硬化の予防に、オレイン酸は血中コレステロール値のコントロールに効果が期待できる成分です。