「心臓病の愛犬の健康を考えて、体に良いと言われている納豆を与えています。ところが先日、友人から『人の場合は心臓病だと納豆を与えてはいけないんだよ?あなたの犬は大丈夫?』と聞かれました。犬の場合も良くないのでしょうか?」
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ビタミンK | 犬の手作りごはん栄養学
出血を止める脂溶性ビタミン。骨を丈夫にする働きを持つ。
犬の腸内細菌もビタミンKを作り出すことができるが、1日の要求量に満たない場合もある。食品からも摂取することが望ましい。
2種類のビタミンK
植物に含まれるビタミンK1、腸内細菌によって合成されるビタミンK2があります。
血液の凝固と止血をコントロールする
血液を固め、かさぶたを作る際ビタミンKが必要です。
一方で血管内で血液が固まるのを防ぐ役割も担っています。
骨を作るプロセスでも活躍
カルシウムが骨に沈着するために必要な物質をビタミンKは活性化します。
ビタミンKが不足すると骨がもろくなります。
特に成長期には重要なビタミンです。
不足すると
出血が止まりにくい、骨がもろくなる。
過剰症は報告されていない
ビタミンKで過剰症は報告されていません。
ただし、血栓症、血液凝固剤を服用時はビタミンK摂取量が制限されます。詳しくはかかりつけの獣医師にご相談ください。
多く含む食品
緑黄色野菜、海藻、納豆に多く含まれます。野菜ではほうれん草に多く含まれます。
ビタミン全般についてはこちらもご参考に。