犬も大好き!魚を使った手作りごはんメニューです。
今回は「さんま」を圧力鍋で煮て骨ごといただきます。圧力鍋があると、10分でさんまは骨までホロホロに。
魚を美味しく骨まで食べてカルシウム補給を。
これはレシピ、作り方、圧力鍋の紹介をまとめた記事です。
秋刀魚を骨ごと!圧力鍋の魅力を解説
犬の手作りごはんを実践される方には、心より圧力鍋をお勧めします。
「圧力鍋って爆発しそうで怖い…だからなんか躊躇しちゃうんだよね」
そういう気持ち、すごくわかります。私自身も過去そう思っていましたから。友人に圧力鍋の便利さを語る際も「すごく便利そうだけど、やっぱり爆発しそうで怖い」という答えが必ず返ってきます。
圧力鍋が危険だったのは過去の話です。今は静音設計で安全性も格段に向上しました。滅多なことでは爆発しないのでそこは安心してください。
何と言っても時短が魅力。さんま5分、牛すじ25分
圧力鍋の魅力は何と言っても「時短」です。
さんまを骨までホロホロにしたいのであれば5分も加圧すれば十分。固い牛すじですら25分で下ゆで完了です。
圧力鍋を使い始めてから、今まで2時間かけて鍋でコトコト牛すじを煮ても全然柔らかくならず、生臭いゴムを齧るような味にしかなりませんでした。
それが圧力鍋だとたったの25分で下ゆで完了!とろとろの牛すじになります。
牛すじはコクと旨味があり、犬も大好き。コラーゲンも豊富です。
栄養たっぷりで旨味もどっしりありますが、調理方法がとにかく面倒臭いでの我が家では躊躇していた食材でもあります。
圧力鍋導入以降は、牛すじ、牛スネ肉を本当に手軽に調理できるので犬の手作りごはんのバリエーションが広がりました。
何より本当に便利ですね。人用の食事も、カレー、肉じゃがは10分で煮込み完了します。料理のハードルが下がってかなり便利になりました。
ご飯を炊き忘れた時だって、浸水なしで白米3分で炊けますからね。とにかく便利。もう使わない理由がありません。
個人的なオススメは「フィスラー」のビタクイックシリーズです。
写真は4.5L。圧力鍋初心者の方であればまずは4.5Lか使いやすい大きさです。我が家はこの4.5Lと6Lのサイズ2種類を使い分けています。
煮豆も瞬時にできますし、仕事と家事を両立させているような、とにかく時間がない!という方は圧力鍋を使ってぜひ楽をしていただきたい。
材料と作り方
ここから材料と作り方の解説です。
大型犬20kg×2頭×2回分です。犬の体の大きさによって量を調節してください。
材料
- さんま:4本
- 大根:1/4本
- ご飯・水・片栗粉:適量
作り方
- さんまは頭と尾、内臓を除き筒切りにする
- 大根は皮をむき、厚さ1センチのいちょう切りにする
- 鍋にさんまと大根を入れ、材料がかぶる程度に水を入れる
- 圧力鍋で高圧で加圧5分、その後自然放置
- 圧が抜けたら、水溶き片栗粉を加えとろみをつける
- 器にご飯をもり、さんまと大根をとろみがついたスープごと盛り付ける
ごはんに「とろみ」をつける理由
シニア犬の場合、舌や喉の筋力が衰え水っぽいごはんだと「食べにくい」「飲みこみにくい」です。
片栗粉で「とろみ」をつけると、喉や舌の力が弱った犬でも食べやすくなります。
我が家ではシニア期14歳の犬、7歳の犬がいますので食べやすさは14歳の犬の方へ合わせています。
魚を骨ごと食べてカルシウム補給を
さんまを骨まで柔らかく煮ることで、美味しくカルシウム補給ができます。
青魚で「EPA」「DHA」の補給を
さんまは青魚の仲間です。青魚には
- EPA:抗血栓作用、血中脂質のバランスを整える
- DHA:血中脂質のバランスを整える
が豊富です。
EPA、DHAは犬に体にとって良いものですが「酸化しやすい」のも特徴。魚を購入したら、出来るだけ新鮮なうちに調理し、犬に与えましょう。
まとめ
さんまは小型の魚。圧力鍋で骨まで柔らかくすれば丸ごと食べられます。
青魚類はEPA、DHAの供給源。魚は良質のタンパク源でもあります。
犬というと「肉」というイメージですが、魚も喜んで食べます。魚をメニューに加えることで犬の食生活がより豊かで楽しいものに。