さんまの季節になりました。脂ののった秋さんまを土鍋でまるごと炊き込みごはんにしていただきます。
サンマをはじめとする「青魚」の脂には、不飽和脂肪酸であるEPA、DHAが豊富です。犬にとって必須の脂肪酸なので魚から美味しく摂取がおすすめです。 EPA、DHAは脂に含まれるため、網焼きなどで脂を落として食べる方法では損なわれてしまいます。その点、炊き込みごはんは脂をまるごとごはんに染み込ませるので、大事な栄養を逃さず、美味しくいただけます。 土鍋で作っていますが、フライパンで手軽に作ることもできます。
*EPA、DHAについてはこちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
旬の美味しさと、体に良い栄養素を同時に取り入れる「秋のさんまごはん」
旬の食材を犬と一緒にいただけるのは手作りごはんの醍醐味です。加えて旬の食材はその時期に最も栄養価が上がり、美味しくいただけるのも特徴です。旬を追うことが、健康的な手作りごはんレシピにつながります。
材料
大型犬(体重20〜25kg)2匹分×2回分の分量です。
- さんま:3尾
- 米:1.5合
- にんじん:1/2本(55g)
- ごぼう:1/2本(65g)
- 水:270cc
- 飾り用:豆苗
作り方
- 米1.5合を研いでざるにあげる
- ごぼうをピーラーでささがきにする。にんじんも同様にスライスする。
- 頭と内臓を取ったさんまを水洗いし、汚れを取る。
- 土鍋に米を入れ平らにならし、水を加える。その上にさんまを並べ、上にごぼうとにんじんを乗せる。
- 強火で加熱し、沸騰したら中火よりの弱火にし15分炊く。
- 炊き上がったらさんまの骨を取り除いて、全体を混ぜる。
- 冷まして犬に与える。
*レシピは犬の管理栄養士が、専門知識に基づき作成しています。
注意点:さんまの骨は必ず取り除こう
犬に与える際、骨は必ず取り除きましょう。 動画内ではさんまを丸ごと炊き込んでいますが、炊き上がった時点で骨をのぞいています。炊き込む前に、3枚に下ろして骨をのぞいてもOKです。
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