犬の管理栄養士アドバンス| 諸橋直子です。
お正月明けのこの時期も、1月15日の「小正月」をもって、お正月行事はしめくくりとなります。
代表的なのは「どんど焼き(呼び名は地域によって異なります)」。しめ飾りや松飾りを神社の境内などで燃やします。
この「小正月」に小豆粥をいただく地域があるそうです。そこで今回は、我が家の犬たちに「小豆ごはん」を食べてもらいました。
詳しい様子を動画にまとめましたので、是非ご覧ください。
犬にもおすすめ「小豆ごはん」
なぜ「小正月」に小豆粥を食べるのか?
諸説ありますが、小豆の赤い色に邪気を払う力が宿る、と信じられていたことから『厄払い』の意味で食す地域が多いのだとか。
この小豆を栄養学的に見てみると、まず食物繊維と糖質で構成される炭水化物が多いのが特徴。次に、利尿作用のあるサポニンを含むため、むくみ防止に効果的である点が挙げられます。
和菓子餡の材料にもなることからわかるように、誰にでも親しみやすく、美味しく頂けるのが小豆の長所。
他の豆と違い、水につけてもふやけないため、直接下茹でをします。そしてある程度柔らかくなったものをごはんに炊き込んだり、米と一緒に煮てお粥に仕上げるのがおすすめです。
我が家では小正月に限らず、小豆ごはんや小豆粥が好きなので、日常的に作っては食べています。
今回は「小正月」に合わせて、犬たち用に少し柔らかめの小豆ごはんを炊きました。添えたのはシンプルに目玉焼きです。
季節のごはんを犬と一緒に味わえるのが、手作りごはんの楽しさです。
興味のある方はぜひ、2022年、手作りごはんにチャレンジしてみてくださいね。
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