犬の管理栄養士アドバンス | Office Guriの諸橋直子です。今回は「牛すじって美味しいですよね」を記事にしてみました。
犬に「牛すじ大根」を作ってみた
牛すじって美味しいですよね。
でも牛すじ大根は出来合いのものを買うと結構いいお値段がします。そこで以前、本を見ながら真面目に1時間半煮込んで自宅で作ってみましたが、硬くて全然美味しくできない。
ああ、こりゃだめだ…と牛すじとはしばらく縁がなかったのですが、圧力鍋を使い始めてからは、牛すじは我が家の定番料理になりました。
圧力鍋だと硬い牛すじが加圧30分でトロットロになります。
真面目に普通の鍋で1時間半煮て、ギスギスのガチガチにしかできなかった、あの無駄な時間を返して欲しい。
というわけで、今回は犬たちに美味しい「牛すじ大根」を作って食べさせた動画をあげました。ぜひ見てください。
牛すじのおすすめポイント
ひとつめのおすすめポイントは価格です。動画のOPの写真にちらっと出ていますが、今回使用した牛すじはグラムあたり90円(税別)とかなりお得です。
私は牛すじが大好きになり、以来「牛すじハンター」を名乗っていますが(なんじゃそりゃ、というツッコミはさておき)スーパーでは必ず精肉コーナーで牛すじの有無を確認します。
地域がらなのかもしれませんが、私の住むエリアでは、あまりスーパーで牛すじを見かけません。
価格も結構ばらけていて、国産牛のすじは200円を超えることもあります。輸入品は割と手頃。うまく探すと、今回みたいに100円を切ります。
それでいて、こっくりと濃厚な出汁とコクが味わえる牛すじ。
私が牛すじ大好きな2つめの理由は、シンプルにその「おいしさ」です。
大根と合わせてもいいし、人間は牛すじでカレーを作ってよく食べています。とろりとした牛すじのゼラチン質と、すじにくっついた肉の赤み部分が何とも言えません。
味、香り、食感、どれをとっても最高。人間も犬たちも大好きな食材。それが「牛すじ」です。我が家ではだいたい1kgほどまとめて購入し、圧力鍋で一気に煮込みます。
これは結構前の写真ですが、結構な頻度で我が家のメニューに登場する牛すじです。
色々食べるのが、結局一番健康に良さそう
我が家の犬たちは手作りごはんかれこれ15年と7年です。2匹とも、おかげさまで健康です。
手作りごはんをそれなりの年数作ってきてみて思うのは「色々食べるのが、結局一番健康に良さそう」ということ。
実際に、栄養素の個別の働きを知ったからといって、それだけを摂取しても場合によっては健康に害があることもわかってきています。
健康に良いとされるある栄養素を単体で大量に摂取した結果、却ってがんにかかるリスクを上げてしまった事例もあるくらいです。
栄養ってなかなか単純にはいかないのが、実際のところ。詳しく知りたい方はこちらの書籍がかなり参考になります。是非読んでみて欲しいです。
栄養素は、食物から摂取するのが良さそう、というのが現時点での見解。だったら犬も人も、色々食べて元気に過ごしては? というのが、ここ数年、私が犬のご飯をつくりながら考えていることです。
気軽に作って、まずは食べさせてみよう
そんなわけで、犬のごはんは気軽に作って、まずは食べさせてみるのがいいですね。
我が家の犬たちの手作りごはん動画を公開していますので、是非試聴してみてください。面白いと思ったらチャンネル登録もお願いします。